2014/07/24
既に大手サイトで発表済みなので「知っている人は知っている」という状態だろうが、
“水で走る自動車”は「そんな技術もあったんだー。」なんていう次元の低い話ではない。
これは完全にいままで「ただのバカな陰謀論」と、ひとくくりにされていた「世界の構造」が変わってきたことの証明であるのだ。
なぜなら今までも「フリーエネルギー」やこの様な「水から作れるエネルギー」というものは数多くの研究者が発表し、しかも完成させていた。
しかしエネルギー産業によるマスコミ総動員の「そんなものはウソに決まっているキャンペーン」という刷り込効果で、世間一般は無条件にそのような研究者を嘲笑っていた。
それでも明らかに「うまくいっていそうな研究」は一様に皆、突然の事故で研究所が火事になり、研究者は自殺してしまうという結果になっている。
いったい裏で何が働いているのか?考えてみればわかるだろう。
それが今回は大手の自動車会社が本気で「ガソリンがいらない車」を発表しているのだ。
そのような研究が邪魔されずにできるような時代になってきたという事なのだろう。
しかも今回は“まだ理論研究の段階です”というレベルではなく、発表即完成間近という状態だ。
まるで今までも研究していたのだが、邪魔されなくなるのを待っていたというようなタイミングではないだろうか?
なぜって?つい最近「オイルダラーの終焉の始まり」が発表されたじゃないか。
この研究は石油会社だけでなく電力会社の利権をも脅かす物なのだ。そこまで理解が出来ないという人はあまりにも思考が浅すぎるだろう。
しかも「使い古した電極をリサイクル」という技術は、すでに日本の大学が
「それは太陽光で」と
http://keen-area.net/?id=83発表している。
ただし日本の大学のものはマグネシウムと塩水なので、同じ技術として利用は勿論不可能なのだが、アイディアとしての道は既に開かれていると言っても過言ではないだろう。
とするとこれは限りなくフリーエネルギーに近い存在となりえる。
まあ、既にフリーエネルギーは
完全無料で公式に
http://keen-area.net/?id=154公開されているのだけれどね。
にもかかわらず相変わらずの「一般論客」の「そんなものウソに決まってる」コールや「エネルギーの法則は無視かよ」コールの鬱陶しいこと!
さらに「そんなものお金持ちしか買えない技術なので世界を浄化(環境のことだけでなく悪意の浄化を含む)するには無意味だ」などと馬鹿な意見を言う人々も。
技術というものは普及さえしてしまえば、すぐに誰にでも手の届くものになってしまうのだ!
一例をあげよう。クルマつながりで言うのだが、現在では生活保護を受けているような家庭でも(もちろん筆者に低所得者差別の意図はないのでお間違えなく)クルマは所有している━もちろん法律的にはこれは違法だ━しかしこれを「貧乏のくせにクルマなんか乗ってんじゃねえ」なんて意見は聞かない。
これと同じだ。「そんなものお金持ちしか買えない技術」というのは全く持って見当違いもはなはだしいのだ。
しかも「金融奴隷制度社会」解消の始まりはエネルギーからなので、今後「貧乏人のくせに!」という指摘そのものがなくなってくるだろう。何年かかるは解らないが、案外早いのかもしれない。
以下引用記事:Gigazine様
http://gigazine.net/news/20140614-phinergy-alcoa-electric-car/2014年06月14日 18時00分49秒
水と空気で走れる電気自動車が2017年頃にルノー・日産から実用化の見通しトヨタ・プリウスに代表されるハイブリッドカーが街中にあふれ、さらにニッサン・LEAFのように100%電気の力で走行するEV(フルEV)の姿を見かけることも多くなってきましたが、今度は水と空気を燃料にして走行する「空気アルミニウム電池自動車」の開発が進められています。2017年にはルノー・日産アライアンスによって実用化される予定であることも明らかになってきたこの技術は、従来のガソリンの替わりに普通の水をタンクに給水し、アルミニウムと反応する際に生じる電力をエネルギーとして利用するというもので、理論上は1600kmという距離をノンストップで走り続けることが可能とされています。
Renault-Nissan To Use Phinergy’s Aluminum-Air Battery - HybridCars.com
http://www.hybridcars.com/renault-nissan-to-use-phinergys-aluminum-air-battery/ An Electric Car That Can Travel 1,600 Kilometers Unveiled By Alcoa And...
http://www.autogo.ca/en/news/technology-and-accessories/an-electric-car-that-can-travel-1-600-kilometers-unveiled-by-alcoa-and-phinergy 水と空気で走る究極のエコカーともいえる車両を開発したのは、イスラエルに拠点を置くPhinergy(フィナジー)社と、世界でも有数のアルミニウムおよび関連製品メーカー「Alcoa(アルコア)」のカナダ法人であるAlcoa Canadaの開発チーム。両者が開発した空気アルミニウム電池を搭載した車両はすでに走行実験を済ませており、F1カナダGPが開催されているカナダ・ケベックのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでのデモ走行も実施されています。
そのデモ走行の様子が以下のムービーに収められています。
Alcoa-Phinergy electric car demonstration at Circuit Gilles-Villeneuve - YouTube
走行デモに用いられたテスト車両。ベースとなっているのは、トヨタとPSA・プジョーシトロエンによる合弁企業が開発し、シトロエンが販売していたシトロエン・C1とみられます。左側のドアには、Phinergy社の赤いロゴがデザインされています。
反対側にはAlcoa社のロゴが見えていました。
トランク部分には、どーんと空気アルミニウム電池のシステムが搭載されています。
黒い姿を見せているのがシステムのメインとなる電池モジュール。正確なサイズや重量などは公開されていませんが、25枚のユニットをつなげたモジュールが上下に2台配置されており、合計で50枚のユニットから構成されています。
緑あふれるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの本コースに入りました。
順調に走行する車両。
さすがにレーシングスピードでの走行というわけには行かなかったようですが、4名の乗員を乗せて順調にコースを周回する様子。
2017年の実用化に向け、高いレベルまで技術開発が進められています。
Phinergy社が開発して実用化目前に達している「空気アルミニウム電池自動車」のシステムについて、以下のムービーで解説されています。
Phinergy drives car by metal, air, and water - YouTube
空気アルミニウム電池とは、空気中の酸素をアルミニウムで反応させることによって電力を発生させる電池。その仕組みは古くから知られていたものでしたが、実用化にはさまざまなハードルが立ちはだかっていました。
電池の内部では薄いアルミの板が負極の電極(Metal Anode)として持ちいられており、これに電解液(Electrolyte)となる水と、正極としての空気の層(Air Cathode)が配置されるいう構造になっています。通常の電池では正極にも金属を用いる必要があるのですが、今回はこれを空気に置き換える技術が開発されたことで大幅な軽量化が可能になり、高い重量エネルギー密度を実現して長い航続距離を得ることになった、というわけです。
PhinergyのCEOであるAviv Tzidon氏は、この技術がもたらすのは「非常に高いエネルギー密度」であり……
二酸化炭素を一切排出しない『ゼロCO2エミッション性』
環境に負荷を与えないことなどによるサスティナビリティ(継続可能性)
そしてほぼ100%のリサイクル性を挙げています。
用いられるアルミの電極は、Alcoa社のような企業が提供するアルミナ(酸化アルミニウム)から製造されます。電池の中で化学反応を起こしたアルミ電極は水酸化アルミニウムへと変化してしまい。以降はもう電極として利用することはできなくなります。そのため、Phinergyではアルミ板を交換可能なカートリッジ式とし、寿命を迎えたアルミ板を取り外して再利用するというリサイクルシステムを作り上げています。取り外されたアルミ板は再処理が施され、新たなアルミ素材(アルミナ)として再利用される、という仕組みになっています。
この車両に実際に試乗したBloombergの記者によるレポートがこちらのムービー。
Phinergy 1000 Mile Aluminum Air Battery On The Road In 2017 - YouTube
※この動画は削除されました手に持っているのが、実際に使われているアルミ電極です。
ムービーを見るとわかりますが、少し派手なのを差し引くと普通の乗用車のように走行するデモ車両。
運転の様子も、特に変わった点はありません。
そしてたまに必要になるのが、電池用の水の給水。
ガソリン車と同じように、給水タンクにホースを差し込んで水を流し入れます。
実際に給水されている水を飲んでみる2人。このように、まったく害のない普通の水が使われるのも特徴の1つとなっています。Alcoa社によると、化学変化を起こし続けるために必要な給水は通常で1か月から2か月に一度でOKとのこと。
なお、この技術は自動車向けの用途に限らず、さまざまな方面での活用が可能とのこと。停電時のバックアップ電源や、災害時に電源を確保するための予備電源としての活用も可能とされています。
これらのムービーを見てもわかるように、空気アルミニウム電池自動車の技術はかなり実用化に近いところにまで達しているようです。実際にアルミ板をリサイクルする際には大きな電力が必要になるため、トータルで考えた二酸化炭素排出量やコストがどうなっているのか、注意深く見つめることも重要ではありますが、空想の世界でしか存在しなかった「空気と水で走るクルマ」がいよいよ実現するという瞬間が近づいてきているのは確実なようです。
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