コズミック・ディスクロージャー:サラ博士と共にSSPの根源をたどる【コズミック・ディスクロージャSeason7,Episode11】

2017-03-16
原文: Cosmic Disclosure: Tracing the Roots of the SSP with Michael Salla Season 7, Episode 11
翻訳: Shigeru Mabuchi / PFC-JAPAN Official Group

シーズン7 エピソード11: サラ博士と共にSSPの根源をたどる

David Wilcock: さぁ、『コズミック・ディスクロージャー』へようこそ。司会のディビッド・ウィルコックです。コーリー・グッドと、地球外政治研究所から特別ゲストのマイケル・サラ博士をお迎えしてお送り致します。
マイケル、番組へようこそ。

Dr. Michael Salla: お招き頂き、ありがとうございます。

David: こちらこそ。コーリーもどうぞよろしく。

Corey Goode: どうも。

フォレスタルとケネディの関係

David: マイケルが書いたもう一冊の本、「ケネディの最後の抵抗」(Kennedy's Last Stand)について話していました。その話題から始めたいと思います。

Michael : そうですね。この本はケネディの知っていた全体像にかなり深入りしているので・・・



David: 何の全体像ですか?

Michael : UFO、空飛ぶ円盤の全体像です。

David: ああ。



Michael : ケネディはそれに非常に興味を持っていました。なので、本の内容は彼がその秘密を探求する過程について書いています。本の中でも特筆すべきなのは、ケネディが彼のキャリアの初期に、当時海軍長官だったジェームズ・フォレスタルの元にいたという事実を見つけたことです。

Corey : 海軍ね。

ナチスの遺産から、フォレスタルの海軍SSPへ


Michael : これはケネディが下院議員になる前どころか、政界にすら入っていなかった頃の話です。その頃、フォレスタルはケネディを自分の専属スタッフとして雇いたかったのです。

そこで、フォレスタルは1945年の七月と八月にケネディをドイツへ連れていって、事実調査の旅に誘ったのです。つまりこれは戦後の話です。

そこでは、海軍も陸軍もナチスが開発していた秘密技術を探し出そうとあたりをひっくり返していました。ペーパークリップ作戦で連れ戻す科学者や持ち帰る技術を見つけようとしていたのです。

David: ナチスは南極に逃れたけれども、すべてを持ち出せたわけではないのですね。

Michael : その通りです。まだかなり先進的な技術が残っていました。少なくとも空軍や海軍に限って言えば、ナチスが占領ヨーロッパで開発していたものは、アメリカがもっていた技術よりも遥かに先をいっていたのです。

米海軍も自分たちの最高機密研究所で使える技術をなんとか見つけて持ち帰ろうとしました。

David: 確認しておきたいのですが、捕まったナチス兵士や科学者の中で、米軍に秘密を教えてくれた人はいましたか?それとも放棄された建物の中をつつき回って探していただけでしたか。

Michael : 両方ですね。暮らしやすい場所を確保したい人だったり、生まれ故郷に送り返してもらいたい人だったり、アメリカへの亡命希望者に至るまで、取引を持ちかけてきた科学者や技術者がたくさんいました。

David: なるほど。

Michael : 彼らは取引のための秘密文書をもっていたり、秘密研究所の場所を知っていたり。

そういうのがたくさん起きていて、海軍も陸軍も最高の諜報チームを送り込んで、入手できるものをふるい分けていました。

David: 割り込んで申し訳ないのですが、かなり大事なことなので。

若い人達は知らないかもしれません。ケネディ家は普通の家庭ではありません。彼の家庭背景でいうと、ケネディ兄弟の父親、ジョセフ・P・ケネディは酒類密造で一儲けをしたことで有名な人物です。

Michael : ええ、確かに彼は大きな成功を収めた事業家でした。彼はいろんな事業を起こしましたが、禁酒法の時の酒類密造もその一つでした。

David: ええ。

Michael : でも、彼を最も有名にしたのは、おそらく第二次世界大戦直前の駐英アメリカ大使だったと思います。

David: ええ。

Michael : しかも、ジェームス・フォレスタルとともに、彼はアメリカの証券取引委員会(SEC)の初代委員長になったのです。

David: 本当ですか?

Michael : つまり、彼は当時のアメリカの金融制度の頂点に立っていたのです。

David: SECは株式や金融商品市場など全体の規制を統括していたからね。

Corey : フォレスタルとの関係も明かです。フォレスタルはUFO研究の分野では有名です。

David: MJ-12 でしょ?

Michael : ええ。彼はMJ-12委員会に入っていました。金融大手のディロン・リード社にも雇われていました。ルーズベルトは彼を選んで、海軍の戦争準備に手伝わせました。彼は大規模な工業生産の専門知識を持っており、二つの戦争を戦うという圧力に対処するためには、海軍の変革が求められていたのです。

Corey : フォレスタルとウィリアム・トムキンズの間に、興味深い関係がありましたよね。違いましたっけ?

Michael : それは非常に大事なところです。ウィリアム・トムキンズによると、ナチスの秘密宇宙技術に関する情報をなるべく多く入手するために、海軍内で極秘プログラムが立ち上がりました。そのプログラムの指揮将校を選んだのはまさにフォレスタルでした。

フォレスタルはノルディックの影響を受けて、リコ・ボッタをその役目に選んだのです。

つまり、フォレスタルはノルディックというETと連絡を取っていたのです。それは私の新作「アメリカ海軍の秘密宇宙プログラム」(The U.S. Navy's Secret Space Program)の中で最初から最後まで描かれています。ノルディックが海軍の秘密宇宙プログラムの開発を全面的に手伝っていたのです。

David: フォレスタルはケネディを敗戦国のドイツに連れて行って、いろいろと見せてあげましたが、でも実はその前から、すでに父のジョセフ・ケネディが息子を大統領にしようと準備していたのでは?

Michael : それはジョン・F・ケネディがフォレスタルの誘いを断った理由の一つかも知れませんね。

David: 彼は断ったのですか?

Michael : ケネディはフォレスタルの専属スタッフになるのを断りました。ジョンの兄、ジャックが亡くなったため、父のジョセフはジョン・F・ケネディの政界入りを望んだのです。

David: ああ。

Michael : だから、ケネディはフォレスタルの専属スタッフになるのを断って、政界入りして1946年に下院議員になりました。

David: 「ケネディの最後の抵抗」に関連する調査の中で、ケネディがET情報を実際に教えてもらったという証拠はありますか?

Michael : ET情報に関してはそれほどでもありませんが、ナチスの先進的なプログラムに関しては殆ど全面的に知ることができたと思います。

David: 本当に?

Michael : フォレスタルはケネディにこれらの先進技術を見せてあげたのです。ケネディは死後の著書「リーダーシップへの前奏曲」(Prelude to Leadership)の中でそれについて書いていました。



この本を知っている人は少ないですが・・・

David: 聞いたことないですね。

Michael : ジョン・F・ケネディが占領ヨーロッパ、特にドイツにいた頃について書いた本です。フォレスタルは取得したドイツの技術をいろいろとケネディに見せましたが、ここで注目して頂きたい大事な点があります。フォレスタルは、海軍がナチスで行った秘密諜報プログラムの最高責任者だということです。ドイツが二つの秘密宇宙プログラムをもっていたのも、フォレスタルは当然いろいろな情報を握っていました。

フォレスタルは海軍の立場で、ドイツの秘密宇宙プログラムが残したものを探していたのです。

だから、ケネディもそれらについて知っていたはずです。

David: なるほど。

Michael : このような重要な歴史事実がこの本の中で語られているのです。ケネディはフォレスタルからこれらの先進的なUFOや空飛ぶ円盤や地球外生命の情報を受け取ったため、彼が1961年1月に大統領になったとき、これらの現象の全体像をなんとか突き止めるために実権を取り戻そうとしました。それまでの大統領はこれらの秘密プロジェクトを動かしていたというより、アイゼンハウアーの時みたいに、半ばプロジェクトそのものが自主運用状態になっていたのです。

アイゼンハウアーと軍産複合体の戦い


David: ところで、アイゼンハウアーについての質問があります。その後、コーリーに確認してみたいと思います。



前々回の放送では、アイゼンハウアーがエリア51の侵攻を命じたことを紹介しました。彼はあの有名な退任演説の中で、意図的であろうとなかろうと政府の審議会における軍産複合体による不適切な影響力の獲得に対抗しなければならないと警告して、ケネディにバトンタッチしました。



その政権移行の時、アイゼンハウアーがケネディと会話したりして、自分の体験を伝えたのかどうか、あなたは研究の中で何か見つかりましたか?

Michael : 公式報告によると、ケネディが次期大統領になったときに、彼はアイゼンハウアーと二回会いました。それぞれ12月と1月でした。

一月のは退任演説の直前で2、3日間に渡って会ったと思います。従って、アイゼンハウアーが公的に語った内容の分量は、実際にケネディに個人的に話した内容よりもずっと少ないと考えていいでしょう。

David: アイゼンハウアーと会った善意のETについても、あなたももちろん調べましたよね。

知らない視聴者のために、デービッド・アイクとかが語ったET事件についてあなたの知っていることを話して頂けませんか。

Michael : はい、喜んで。すでに名乗り出て証言した内部告発者が沢山いるので、アイゼンハウアーが関わったこれらの様々なミーティングについての年代記が大体分かってきたと思います。

最初は1954年2月で、アイゼンハウアーはエドワーズ空軍基地に飛んで、ビル・トムキンズが言っていたノルディックという善意のETに会いました。それは水素爆弾が配備された時期で、ノルディックは核兵器開発の危険を強調して、政権はより平和的な政策を採用して、より霊的で道徳的な情報の受け入れにオープンになるべきだと伝えました。

アイゼンハウアー個人はノルディックから大いに感銘を受けたと思います。でも、彼の国家安全保障チームが「核兵器を放棄すべきではない。このような霊的、道徳的な向上話に従うべきではない。」と主張したのでしょう。

それから、1955年の2月に、今度はホロマン空軍基地で長身のグレイというETグループに会いました。そこで、技術供与を受けるという合意に達したのです。

水素爆弾の開発について、そのグレイは不安視しなかったため、協定が結ばれたのです。

David: Tau IX 条約に従って誘拐などを正式的に認めたとかいうやつですね。

Michael : ええ、その通りです。これらはいずれも 1952年のワシントンのUFO大群飛来の後で起きました。



そのUFOの大群はETなのか、ナチスなのかという大きな議論がありますが、いろんな説があります。もちろん、ビル・トムキンズもコーリーも、宇宙飛行士のクラーク・マクラクランドもそれはナチスの宇宙船だと言っています。

従って、続いてホロマン空軍基地のミーティングで得られた合意の相手は、ナチスと同盟を組んだグループだったと考えるべきでしょう。

面白いことに、1955年にホロマン空軍基地で働いていた目撃者の一人は実際にナチスとの関係に触れました。

力か?霊性か?のアメリカの選択


David: では、コーリーに聞きたいと思います。ETと大統領の接触についてあなたは何か知っていますか?最初の接触はいつでしたか?トルーマン大統領の時は何かありましたか?アイゼンハウアーについての内部情報はありませんか?

Corey : トルーマンとも、アイゼンハウアーともミーティングを持ちました。アイゼンハウアーはいまの話に出たグループ以外に、ブルースと呼ばれた地球外グループとも会いました。

また、ナチスが空飛ぶ円盤で基地に降り立って、円盤から出て来てアイゼンハウアーとミーティングを行ったことは何度かありました。相手は本物のナチスです。

David: ブルースについては以前、簡単に触れましたが、ピート・ピーターソンも同じことを言っていたので、私にとっては気になる話です。

なぜ彼らはブルースと呼ばれていたのでしょうか。ミーティングはどんな感じでしたか。

Corey : 彼らの肌色はブルーだったから、ブルースと呼ばれました。彼らの意図は平和的なものでした。

ノルディックとは大差ありませんが、原子力や核兵器に手を出すなと忠告されました。意識や霊的向上に関する情報も与えてくれましたが、もちろんそれは軍人にとって無用の情報でした。

だいぶ後になって、ブルースとノルディックはシャレで「宇宙ヒッピー」と呼ばれました。もちろん、1940年代にまだヒッピーはいませんでした。

David: ブルースが取引に差し出したものは何でしたか?彼らの協力を得るためには、私たちがすべきことは何でしたか?

Corey : 私たちへの条件は、核兵器と核兵器への追求の放棄です。

David: 見返りは何でしたか?

Corey : 私たちを霊的に向上させ、他の文明世界への仲間入りを協力してくれることです。

戦後ナチスとアメリカの関係


David: さっき、クラーク・マクラクランドにちょっと触れましたが、トムキンズとの新しい相関関係を持つ人物として彼は最近突然出て来ました。

その事情を知っていると思いますが、教えて頂けますか。



Michael : クラーク・マクラクランドは彼のキャリアの終わりにNASAの宇宙船操縦士になりました。それまで、彼は様々なNASAの請負業者で約30年間働いてきました。

そのため、彼はNASAで起きていたことを俯瞰できていて、NASAがナチスに潜入されたというビル・トムキンズ説も追認出来たのです。

クラーク・マクラクランドが取り上げた例の一つは、彼がケネディ宇宙センターの初代所長、クルト・デバスの事務所に行ったとき、そこでハンス・カムラーに会ったそうです。




ハンス・カムラーといえば、占領ヨーロッパでの秘密宇宙プログラムを統括するナチス親衛隊の一員です。ナチスのベル型宇宙船の兵器化に取り組んでいた責任者もハンス・カムラーでした。

そのハンス・カムラーが1960年代のケネディ宇宙センターで所長と会っていたのです。

そのことで、ナチスが引き続きNASAの宇宙プログラム全体に大きな影響力をもっていて、軍産複合体にも潜入したというビル・トムキンズ説が、マクラクランドの示した強力な相関関係で追認されたのです。

トムキンズがこんなことも言っていました。様々な企業や軍組織から構成された軍産複合体は、自分たちが異なるET派閥の間で起きたある種の代理戦争に巻き込まれたことに気付いたそうです。一方はナチスとレプティリアンで構成されたグループで、彼らはアメリカの軍産複合体に潜入して乗っ取ることを企んでいます。もう一方はノルディックに代表されるETで、アメリカ合衆国憲法への遵守や支持に前向きということで、彼らはアメリカ海軍を代表として認めました。

David: クラーク・マクラクランドを知らない視聴者のために、彼の背景を教えて下さい。

彼はスペースシャトルについてホットな証言をしましたが、どんな内容でしたか?

Michael : 彼が何を言ったかというと、NASAのライブ映像の中で、宇宙で任務中のスペースシャトルのすぐ隣に別の宇宙船が止まり、NASAの宇宙飛行士とともに、少なくとも他に2種類の宇宙飛行士が船外にいて、宇宙遊泳していたのを見たそうです。

正体不明の宇宙船から出て来た宇宙飛行士の身長をNASAの宇宙飛行士と比べると、3メートルもあったそうです。

彼は見た映像を略図に描き、詳細に説明しました。それを、NASAの宇宙プログラムと協力関係にあった別のET関連秘密宇宙プログラムがあった証拠として取り上げました。

アウター・リミッツ~スター・トレックによるソフト開示


David: あなたがトムキンズらのインサイダーから直接入手した情報によって、秘密裏で起きていたことがいろいろ分かってきました。最近のあなたの研究によると、どうやら多くの映画、マンガ、ゲームやアーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフなどのSF小説はその影響を受けたようですね。

Michael : 海軍が開発していた秘密宇宙プログラムにおける重要人物として、ビル・トムキンズが名前を挙げたのはレスリー・スティーブンス海軍大将でした。



実を言うと、スティーブンス海軍大将は、サンディエゴの海軍プログラムを統括していた、ナチスの宇宙プログラムを熟知していたあのボッタ海軍大将の同期でした。

私がFOIA(情報公開法)で調べたところ、ステーブンスとボッタ両方は最低でも一つ以上の委員会に在籍していました。

従って、スティーブンスが海軍の秘密宇宙プログラムと関わっていて内情に詳しいというトムキンズの証言も、ここで裏付けられています。

ただし、それ以上重要なことがあります。スティーブン海軍大将には同名の息子がいたのです。彼、レスリー・スティーブンス四世はあの有名なテレビ・シリーズ「アウター・リミッツ」のプロデューサーだったのです。




1964年~1965年頃、のちの「スター・トレック」のプロデューサーであるジーン・ロッデンベリーは「アウター・リミッツ」の製作を見学していて、SFドラマの製作手法をレズリー・スティーブンスから学びました。



David: ワオ!割り込んでしまって申し訳ないんだけど、驚きましたね!モントークで働いていたというインサイダーのダニエルから聞いた話ですが、彼らはUFOからリバース・エンジニアリングした座席を稼働させたところ、椅子に座って瞑想するだけでポータルを作り出し、人間を別の時空に送り込むことが出来るそうです。

さらにその関連技術の一つを彼は話してくれました。小さなオーブを作り出して、見たいところを見せてくれることができるそうです。

彼はそのオーブのことをO.B.I.T.(outer band individuated teletracer = アウター・バンド個別化テレトレーサー)と呼んでいました。

そこで、この情報を漏らした人はいないか、ネットで検索してみることにしたのです。

なんと、それが「アウター・リミッツ」の中にあったのです。

Michael : そうなんです。

David: アウター・リミッツの中に、タイトルそのままのエピソードがありました。O.B.I.T.という装置で、あらゆる場所、あらゆる時間を監視できるものです。

それをみてピンときました。アウター・リミッツはインサイダーとつながっているのでは?

訳注 : アウター・リミッツ、シーズン1、エピソード7です。 邦題は「地球は狙われている」となっています。

Michael : レスリー・スティーブンスの父である海軍大将は実際の所、国家安全保障会議(NSC)の心理戦作戦部隊の指揮官でした。

David: ワオ!

Michael : 父親はその担当でしょ。アウター・リミッツのプロデューサーである息子のレスリーも、軍情報部にいたのです。軍情報部にいた彼が、専門家として第二次世界大戦で心理戦活動に携わっていたと思います。

私の新作の中にも書かれていますが、その研究から導き出した推理として、レスリー・スティーブンス四世は父親が亡くなるまでその心理戦作戦部隊の下で働いていて、メディアや娯楽産業を通じて、これらの画期的な技術をなんとかソフト開示しようとしていたのではないかと思いました。

同じ頃、ジーン・ロッデンベリーは前作の「ザ・ルーテナント」というシリーズで失敗して、アウター・リミッツの製作を見学することになったのです。



「ザ・ルーテナント」は海軍大尉の物語でしたが、失敗して一シーズンで終わってしまいました。

ロッデンベリーはSFシリーズの製作をスタッフに薦められました。

そこで彼は「アウター・リミッツ」の製作現場を見学しにいきました。関係者の話によると、ロッデンベリーとスティーブンスの間に合意ができていました。ロッデンベリーはスティーブンスからあらゆる情報を受け取り、自分の製作するSFシリーズのアイデアに当てるが、スティーブンスの名前は一切出さず、制作者名義もロッデンベリーにするということでした。

David: ワオ!

Michael : そうやって「スタートレック」というTVシリーズができたのです。

「スタートレック」の中の登場勢力を見ると、トムキンズの話と比べて、実に不気味なくらい共通点が見つかります。

「スタートレック」には、惑星連邦が登場します。ヴァルカン人は人類を助けようとするノルディックという宇宙人に相当します。

一方では、レプティリアンを表すクリンゴン人がいます。

David: ワオ!そうですね。

Michael : 遺伝子で強化された人間も登場します。これはナチスを表します。

「スター・トレック」のストーリー展開を見ると、そこで登場する勢力は1940~60年代の秘密宇宙プログラムに関わったETグループや地球派閥とは、実に不思議な相似点が見つかります。

「宇宙空母ギャラクティカ」で示唆されたAIの脅威


David: もう一つ思い浮かべたのは「宇宙空母ギャラクティカ」です。



「宇宙空母ギャラクティカ」はあなたの研究の中で出て来ましたか?

Michael : 「宇宙空母ギャラクティカ」に関して最も重要なのは、制作者がグレン・A・ラーソンであることでした。



グレン・A・ラーソンはレスリー・スティーブンス四世の下で働いていたのです。

David: 本当に?

Michael : 彼はレスリーの下で働いていて、二人の才能には多くの共通点がありました。レスリーは先輩なので、ラーソンは彼と似たような合意に達しました。スティーブンスのアイデアで、ラーソンがSFシリーズを作ることになったのです。

のちに「宇宙空母ギャラクティカ」の製作に関わった中心人物にインタビューしましたが、興味深いことに、パイロット版の脚本を実際に書いたのはレスリー・スティーブンス四世だったのです。

訳注 : パイロット版は通常、アメリカでのテレビドラマシリーズの第一作を意味します。シリーズ全体の製作可否をテレビ局やスポンサーが判断するために試験的に作られたもので、シリーズによっては2回分、3回分になる特別版もあります。テレビ局やスポンサーが実際の内容をみて、シリーズ製作にゴーサインを出してから、初めて続きが製作されます。


David: 本当ですか?

Michael : つまり、海軍の秘密宇宙プログラムに関わっていた海軍大将の息子が新しいSFのTVシリーズのパイロット版の脚本を書いたのです。しかも、本人の名前は一切出ず、制作者名義も所有権もグレン・ラーソンになっていたのです。

David: ワオ~!

Michael : ここでも、レスリー・スティーブンスを通じて、海軍が秘密宇宙プログラムのことや、様々な宇宙人の存在、さらに人工知能の真実を世に知らしめたいことが伺えます。特に「宇宙空母ギャラクティカ」の中では、人工知能の危険性が重点的に取り上げられています。

グレン・ラーソンはこのテレビ・シリーズの中でこんなことを描きました。人類がAIでアンドロイドを作り出しましたが、そのアンドロイドが逆に人類を銀河から一掃しようとしたのです。そしてその戦いに、銀河中の各ET種族が向かい打つこ羽目になりました。

これはコーリーが明かした人工知能の脅威と見事に一致しました。コーリーは人工知能の危険性を詳細に語ってくれましたし、いまも様々な秘密宇宙プログラムの中では、その脅威にさらされて、厳重な検査が行われています。

これらのテレビドラマを通じて、事実が民衆に植え付けられたことが伺えます。

David: あの・・

Corey : まさに、「事実は小説よりも奇なり」ですね。

David: 「スター・トレック」の中で、誰かが司令室に入ってくると、海軍の笛の音が鳴って知らせてくれますが、それもレスリー・スティーブンス繋がりなのですか?

Michael : ええ、もちろんです。「スター・トレック」の中で使われた手続きや階級制度はすべて海軍のものです。

David: たしかに。

Michael : 「スター・トレック」の中では、宇宙艦隊司令部などといった海軍用語が多用されています。海軍がスティーブンスを通じて民衆にソフト開示しようとしているためだと思います。

おそらく1960年代の海軍は、1980年代に編成された戦闘部隊が展開されたころ、当然開示も同時に行われるものだと思っていたのでしょう。

David: ああ。

Michael : 海軍はすでに宇宙での戦闘部隊を作るノウハウをもっていました。その真実はいずれ開示されますが、その時に民衆の参加や協力を得て継続開発することを念頭に置いていました。海軍は「スター・トレック」のようなテレビシリーズの中に、これらの情報を民衆の意識の中に植え付けておくことで、その理解を得やすくしようとするのだと思います。

トムキンズ証言の裏付け文書


David: さて、ここまでトムキンズの話を扱ってきましたが、ここでいくつかの文書をお見せしましょう。あなたが情報公開法から見つけてきたこれらの素晴らしい文書で、トムキンズの物語をUFOの学術研究分野で検証することが出来ました。

最初の一枚は、リコ・ボッタで署名されたアメリカ海軍のサンディエゴ航空基地からのものでした。




この文書がもつ特別な意味は何ですか。

Michael : これはトムキンズが彼の著書「ETに選ばれて」の中に入れた文書です。彼が機密文書や概要説明ファイルをサンディエゴ航空基地の外に持ち出すために必要な許可証です。これは彼の話を裏付ける重要な証拠です。

David: なるほど。

Michael : でも、それを検証するとなると、この外出許可証は本物なのか?それを裏付ける別の独立した書類はないのか?といった問題が出て来ます。

そこで、私は情報公開法に基づいて、トムキンズが外出許可をもらったという時期にサンディエゴ航空基地の責任者から発行された許可証を別途入手したのです。それはまさにリコ・ボッタが署名した文書であり、トムキンズの話が裏付けられたのです。




David: そこには「非戦闘用飛行機関連事項」と書いてありますね。ハハハ。



Michael : ええ、そのようですね。

David: で、これはなんですか?

Michael : この文書は、トムキンズが概要説明ファイルをサンディエゴ航空基地から持ち出す許可だけでなく、配達のために海軍大将が所有していた実際の非戦闘用飛行機に乗る許可も含まれていたのです。

トムキンズはこれらの概要説明ファイルをアメリカ中の様々な航空機企業、特に多数の軍部門がある西海岸に運んだと話していたので、その証言の大筋もここで裏付けられました。



David: ここには、リコ・ボッタの写真があります。1934年8月27日、アメリカ海軍少佐。彼の署名もあります。



この写真にある署名を、ファイルの発行書にある署名と比べてみると、実質同じであることが分かります。

このリコ・ボッタの写真はどうやって手に入れたのですか?まずそれについて聞きましょう。

Michael : このリコ・ボッタの写真は、情報公開法から取り寄せた1500ページの文書の中から見つかりました。

David: それを申請したら、実際に郵送されてきたのですか?

Michael : ある代理人に手伝ってもらって請求したのです。

David: そうですか。

Michael : 代理人の名はデューク・ブルークハウスです。情報公開法の申請に手伝ってもらいました。

私は届いた文書を一々調べて、トムキンズの話の大筋を裏付けるのに役立つ資料をひたすら探しました。

そこで見つけたのがこれです。1930年代前半の古い文書でしたが、ここにはボッタの写真と署名があるんです。これで、トムキンズが提示した外出許可証の署名と一致したことがはっきり確認出来ました。

これでトムキンズの文書が本物であるという独立した裏付けができました。この二つの外出許可証で、彼が概要ファイルをサンディエゴ航空基地から持ち出せたことが示されました。このことに大きな意味があります。

これは、トムキンズが飛行機でこれらのファイルを各施設に運べたということを裏付ける重要な資料でもあるのです。



David: 続いての文書は1942年9月30日当時のワシントンDCにあった海軍省航海局の海軍人事部長から、リコ・ボッタ大佐への文書です。

ここで私の目を引いたのはこの部分です。「(指定された順番に)下記の(複数の)場所へ赴き、臨時任務を遂行せよ。」



下には、「実験機の検査及び(デービッドは咳払いしてこの部分を強調して読み上げた)飛行機関連協議会」と書いてあります。

そして、このリストには「ミューロックのアメリカ空軍実験ステーション、有名なミューロック基地ですね。さらに、ノースロップのダグラス・エアクラフト、サンディエゴ海軍航空基地、サンディエゴ・コンソリデーテッド・エアクラフト社」が列挙されています。

これはすごい。「実験機及び飛行機関連協議会」とは何のことですか?

Michael : これも、トムキンズが概要説明ファイルを様々な施設に運んだという証言の大筋を独立的に裏付けたもう一つの文書です。

この文書から確認出来たことは、ボッタがサンディエゴ航空基地を統率する前に、これらの類似施設を訪ねたことと、これらの施設で実験機の研究が行われていたということです。そして、実験機の研究に詳しい海軍幹部と言えばボッタです。彼がサンディエゴ航空基地に転任する2ヶ月前にこれらの施設を訪れたということは、おそらくこの新しい任務に準備するためでしょう。

この新しい任務への準備を終えた彼は、ドイツにいた海軍スパイからドイツの秘密宇宙プログラムの情報を受け取りました。スパイから受け取った情報を今度はトムキンズに指示して、概要説明ファイルを様々な施設に運ばせたのです。

これも、ビル・トムキンズの話の信憑性を独立的に裏付けた文書になります。

David: この文書はどうやって手に入れてのですか?

Michael : 情報公開法です。



ロサンゼルスの戦い

David: もう一枚ありますね。1942年2月25日の日付です。これはUFOファンならピンとくると思います。あの有名なロサンゼルスの戦いです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

UFOがロサンゼルスに飛来した事件の日ですね。

この文書は、ワシントンの海軍省航空局からリコ・ボッタへ、追加臨時任務に就けという命令です。1942年3月2日にオハイオ州のデイトンにあるライト・フィールド(ライト・パターソン空軍基地)へ赴けという指示でした。



Michael : その通りです。

David: 信じられません!これはすごいぞ!

Corey : 決定的な証拠ですね!

David: ハハハ。すごすぎて投げ飛ばしたいぐらいです。何ですか、これ・・・私には分かるけど、一応説明して下さい。なんで私がこんなに興奮しているのか、理解できない視聴者のために、その重要性を皆さんに説明してあげて下さい。

Michael : そうですね。1942年2月24日と25日は、あの有名な「ロサンゼルスの戦い」でUFOの空襲があった日です。公表されたマジェスティック文書やビル・トムキンズの話を合わせると、墜落した空飛ぶ円盤が二機あって、一機は海軍に回収され、もう一機は空軍に回収されました。

David: 撃墜されたものがあったのですね。

Michael : マジェスティック文書にも、ビル・トムキンズの話にも、そうなっています。

空軍が回収したものはライト・フィールドに運ばれました。ライトフィールドは当時の異国製航空技術について、空軍の最先端研究施設でした。

David: 「異国製」ね。ハハハ。

Michael : つまり、この機体が回収されたのは2月25日で、ライトフィールドに運ばれたのです。

そして、この全く同じ日に、海軍航空局の動力装置部門の部長だったボッタ海軍大将が命令を受けました。彼は3月上旬にライト・フィールドに赴いて、そこで何かの仕事をしたのです。

David: なるほど。

Michael : それで・・・



David: 同じ文書には「エンジン開発に関連して・・・」と書いてありますが、一体どんなエンジンを開発しようとしていたのでしょうか。

Michael : そうなんですよ。だから・・・

David: おそらく反重力エンジンかな?

Michael : だからこの文書は決定的な証拠なんですよ・・・

David: 素晴らしい発見ですね。

Michael : これもまた、地球外飛行機またはナチス製飛行機と関係する異国製技術に詳しい海軍専門家がボッタであることを示しているのです。

そのため、彼はロサンゼルスの戦いで空軍が手に入れたものを見に行くために、ライトフィールドに行かされたのです。

Corey : 確か、リコ・ボッタはエンジニアでもあったと言いましたっけ?

Michael : その通りです。彼はエンジン開発の専門家であり、動力装置のエンジニアでもありました。

Corey : 動力装置ね。

Michael : 彼は当時の航空局動力装置部門の部長でした。だから、高度な航空飛行に必要な高性能エンジンの開発という意味では、何をすべきか、理解できそうなのは彼しかいなかったです。

宇宙飛行が出来る飛行機ともなると、本質を見抜けることが出来る人がいたら、彼になります。



David: こちらの文書は1946年3月15日のものです。ここでは、「海軍少将ボッタはその飛び抜けた技術知識とスキルをもって・・・戦闘機の戦闘機能に最新の改良を加え・・・」とありますね。



この文書から明らかになったのは、彼は戦闘機のエンジンとエネルギ技術において、技術改良に関与したとあります。

Michael : その通りです。彼は1942年から1946年までにサンディエゴ航空基地で働いていて、これは彼の職務でした。彼は組み立てと修理の担当部長でした。

彼の仕事は海軍が持っていたジェット戦闘機の性能を改良することです。

それに加えて、彼はナチスのジェットエンジン開発や空飛ぶ円盤の兵器化のことを知っていました。ナチスが空飛ぶ円盤の兵器化に成功したら、海軍はそれに対応する必要があったからです。

その不測の事態に備えて、海軍はボッタの専門技能と指導力を必要としていました。幸い、兵器化が実現しなかったが、ボッタはその任を託されました。

David: あなたはリコ・ボッタと関わった人にもインタビューしましたね。数分間だけ、あなたのその得意分野で、いままで最も面白い調査結果を聞かせてください。

Michael : リコ・ボッタの孫と話することが出来ました。ボッタが当時の航空産業のリーダーと連絡を取っていたことも彼から確認出来ました。ボッタはジャック・ノースロップ やウィリアム・ボーイングとも親交があって、海軍の上級高官ともずっと会っていたそうです。



ほかに、名前が出たのはマーク・ヒル海軍大将でした。彼はボッタがフィラデルフィア海軍造船所の海軍兵器部門で部門長を務めていたときの軍事補佐官でした。ボッタが退役したのち、マーク・ヒルは現役の高官として海軍少将になって、その後もボッタを訪問して話を聞いていました。

従って、これらの非常に高度な技術に対するボッタの見識や知識は彼の退役以降も、彼が亡くなるまで海軍の上級高官に頼られていたことが、これらの証言から裏付けることができます。

David: いずれ将来これらの情報にもとづいて、新しいインサイダーや新しい内部告発者が現れ、議論がなされ、20世紀の歴史についての新たな見解が再構築されると思いますか。

Michael : ああ、間違いなくそうなるでしょう。すでに起きていると思いますよ。海軍がいかに様々な宇宙戦闘部隊を含めた秘密宇宙プログラムを開発してきたかの年代記は作られるでしょう。すでに出た名前についても、彼らの同僚や親類を見つけ出して、彼らの実験内容を聞き出せるでしょう。

David: コーリー、終わる前に何か一言ありませんか。

Corey : トムキンズの登場が私にとっては実に素晴らしい出来事です。彼は私がガラス・パッドから得た情報を文字通りに提供してくれました。自分と同じ情報を提供して伝えているのを見て、この不思議な共時性には驚かされます。

しかも彼は私のことを全く知らなかったのです。何かの意図で動かされたのではないかと思います。

David: そして今、私たちは肝心の中身が入った文書を手に入れて、点と点をつないで、生き残った者と面談しています。いままで乱暴な主張で狂信だとされてきたあなたの情報がようやく認められ、歴史全体の見直しと再構築が促されようとしているのですね。

Corey : 全くその通りだと思います。サラ博士の最新研究のお陰です。

David: マイケル、私たちの輪に加わって頂いてありがとうございます。今回放送されたこの画期的なエピソードは、完全開示が訪れるとき、極めて歴史的な重みを持つでしょう。

また、この「コズミック・ディスクロージャー」という番組への疑いに対して、このような学術的な視点から貢献してくれたことをあなたを称えたいと思います。

Michael : デービッド、ありがとうございます。私にとっても光栄です。コーリーも、ありがとうございます。

Corey : ありがとうございます。

David: 視聴者の皆さんにも感謝致します。皆さんもコズミック・ディスクロージャーの重要な一員です。楽しみの幕開けはもうすぐだよと、お友達に教えてあげて下さい。UFO研究者達がいままで議論してきた基準を遥かに飛び越えて、私たちは本物の学術的な関心をもたらしたのです。そしてご覧の通り、それがきれいに噛み合っているのです。

ご覧頂いたのはコズミック・ディスクロージャーでした。司会のデービッドウィルコックと、コーリーグッド、そして特別ゲストとして、地球外政治研究所から、マイケル・サラ博士でした。ご視聴ありがとうございました。



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